リフォームのリニューアル工房シンテックス（工務店）：キッチン・外壁・瓦・屋根・耐震：千葉市・市原市

子どもたちも巣立ち、1階和室はあまり活用していませんでした。
年齢を考え、今後は寝室を2階から1階和室へ移したいと考えていました。
・ベッドを使用できるように、畳からフローリングへ替えたい
・床の間をタンス置き場にしたい
・押入れをもっと収納しやすくしたい
とご相談しました。

今後ベッドなど重い家具などを置いても、床が十分耐えれるようにしました。
床の間の床板、地板部分もタンスなどの重さに耐えれるようにし、また段差をなくしフローリングと一続きにしました。
押入れは中棚を取り外し、洋服掛け用のパイプハンガーを取り付けました。
また押入れの壁は後で棚などを取り付けられるようにし、床は重い物にも耐えれるようにしました。

新しくなった床はとてもしっかりしているので安心で、室内は以前より明るくなりました。
タンスを2階からどうやって降ろそうかと悩んでいましたが、工事が終わってから降ろしてもらい本当に助かりました。
使いにくかった押入れに大きな物も収納できるようになり、使いやすくなりました。
もっと早く工事をお願いすればよかったです。
また次回の工事もお願いしたいです。

床の間

押入れ

床

床の間

リフォーム前の床の間と押入れです。
床の間は地板の奥に床框があり、一段高くなっていました。
押入れには枕棚、中棚がありました。

床板、床框を取り外し、地板と同じ高さにします。
12mm合板を張り、床の下地とします。

壁にもベニア板を張り、穴が開いた箇所を塞ぎます。

和室と同じフローリング材を重ね張りし、仕上げました。
タンスを置くと壁は見えなくなるため、化粧壁材は使用しないことになりました。
床の間はこれで完成です。

押入れ

枕棚はそのまま残し、押入れを自由に使用できるよう中棚を取り外します。
壁、床に使用する12mm合板を加工し、張っていきます。
後でビスや釘で造作できるように、壁にも12mm合板を使用します。

ズリと見切り材を取り付けます。
後程押入れの内部に、ハンガーパイプ取り付けます。

押入れは奥行きがあり使いにくいように思えますが、手前に洋服を掛けるハンガーを取り付け、奥には棚を造る、または中棚を机のように使用するなどアイディア次第で様々な使い方ができます。
もし使いにくいなと感じた場合は、リフォームで使い方を変えては如何でしょうか。

床

畳を全て運び出します。
根太を取り付ける前に、荒床を掃除します。

高さを調整しながら、根太を取り付けていきます。
根太は間隔を細かくし多めに入れました。

根太を取り付けた後、12mm合板で捨て張りをします。
合板を加工し、敷き詰めていきます。

合板を敷き詰め、釘留め位置を隅出しします。
釘留めし、捨て張りが終わりました。

捨て張りの上に、フローリング材を張っていきます。

壁や建具が和風、床が洋風のフローリングでも、和モダン、古民家カフェのように違和感を感じません。

床もきれいに仕上がりました。
外からの光りがフローリングに反射し、お部屋全体を明るくしてくれます。

フローリングは、お掃除やお手入れが楽というメリットがあります。
その時々に合ったライフスタイルにできたらいいですね。

■所在地　：千葉県市原市
■施工箇所：床の間、押し入れ、床
■施工期間：4日間
■概略費用：約50万円
この施工例の詳細はこちらから代表ブログでチェック